当たり前のことに感謝する話

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なんでんかんでん 川原ひろし社長】

前回の続き。

日曜日の朝8時半、スーパーの駐車場で目が覚めた私は、スマホを取りに昨夜のラーメン屋に向かった。

朝の9時、開店前のラーメン屋に勝手に入った。マスターが仕込みをしていた。きのうの夜にスマホを忘れたので取りにきたと伝えたら、かたづけたときにスマホはなかったと言われた。

スマホを紛失してしまった。

室蘭駅前の交番に車を停めて、交番にかけ込んだ。パトロール中で誰もいなかった。交番の電話の受話器を取って、警察に事情を説明した。私のiPhone7は届いていなかった。

交番に停めた車の中でぼう然としていたら、メールかLINEの着信音が鳴った。車の中にあるのだ。あれだけ探して見つからなかった、私のスマホが。

助手席の足もとに置いたゴミ袋の中から出てきた。

なくして初めて、本当のありがたさに気づく。

マネーの虎に出演していた、川原ひろしという社長がいる。社長は、あらゆることに感謝することの大切さを説いている。

日本で水道管の蛇口をひねると、飲むことのできる水が出てくる。社長いわく、これは世界的に見て、ほとんど奇跡みたいなことであると。しかし、日本人は水道水を飲まなかったりする。カルキ臭いとか文句を言って、コンビニで水を買ったりする。

ノーマスク弁護士が、ノーマスクを理由にホテルの利用を拒否されて、ホテルを訴えたりする。弁護士いわく、同調圧力に対する抗議の表明であると。戦時中は、紙切れ1枚で子供が戦場に送られても、誰も文句が言えなかった。

ありがたいことが当たり前になると、感謝するどころか文句を言い出す。

私のiPhone7、帰ってきてくれてありがとう。

そこのあなた、読んでくれてありがとう。

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