7月9日の新婚さんいらっしゃい!に、同業者が出演するというネタをつかんだ。
実家で父親といっしょに見た。
父親は、桂三枝の新婚さんいらっしゃい!は毎週欠かさず見ていたが、藤井隆に代替わりしてからは、あまり見ていないようだった。
司法書士は奥さんの方だった。
ふたりは同じ大学で、ご主人は大学でいちばんモテていたらしい。
司法書士の奥さんは仕事漬けの毎日で、気づけば40代の後半になっていた。
あるとき憧れのあの人に電話をかけて、35年の時を経て、再開して結婚したというストーリー。
ぼくは、ご主人が大学でモテていたとか何とかの時点で、話についていけなくなった。くすぶり続けるルサンチマンがぼくの視界を覆った。
奥さんが涙を流しながら、死んだ方がいいのかな、と思うこともあったけど、憧れのあの人がこんな私といっしょになってくれた、と声を震わせた。藤井隆は涙を浮かべていた。
近年まれに見る感動的な回となった。
父親は寝ていた。
見たことはないが、13年前、新婚さんいらっしゃい!に、司法試験講師の柴田孝之が出演した。
のど自慢は無理でも、新婚さんいらっしゃい!ならワンチャンある気がする。
いっしょに出てくれる人を探しています。